日本糖尿病協会のご案内

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日本糖尿病協会とは

日本糖尿病協会(英文表記:Japan Association for Diabetes Education and Care)は、糖尿病を克服し国民の健康の増進に寄与することを目的に、「糖尿病の予防と療養についての正しい知識の普及啓発」、「患者・家族と広く予備群の方々への療養支援」、「国民の糖尿病の予防と健康増進のための調査研究」、「国際糖尿病連合の一員として糖尿病の撲滅を目的とした国際交流」などの事業を行う公益社団法人です。患者さん、医師・歯科医師、コメディカルスタッフ、市民・企業などで組織されています。1961年に創立され、1987年に社団法人となり、2013年より公益社団法人となりました。 全国に会員の患者と医療スタッフで作られた約1,600の糖尿病「友の会」と、47の都道府県糖尿病協会があり、連携して上記の事業を行っています。

日糖協登録医・療養指導医

日本糖尿病協会は、1961年(昭和36年)に結成、全国に10支部、会員数3295名にて発足しました。当初、日本糖尿病学会は「本会は日本糖尿病協会指導のため指導委員(指導医)を置く」と規定し、地方会を通じて各地における協会の支部活動を啓発推進してきました。その指導体制のもとに協会は次々と患者友の会を設置すると共に、全国47都道府県に支部を整備してきました。
 協会は1987年社団法人、2005年に特定公益増進法人となり、今日会員数は約10万人、友の会も1,600を数えるに至りました。各支部での糖尿病に関する正しい知識の普及啓発、患者及びその家族への療養指導を行うべく、従来からの指導医の方には引続き日本糖尿病協会療養指導医としてご尽力いただき、また、医師・医療スタッフによる療養指導部会を立ち上げ活動いたしております。
 2005年2月、日本医師会、日本糖尿病学会と日本糖尿病協会の三者が、増加する糖尿病の治療から予防まで一体となって取り組むことの重要性を認識し、日本糖尿病対策推進会議を設立。協会は、その活動の一環として登録医・療養指導医制度を整備しました。
 糖尿病治療は、その発症年齢、生活状態、各種合併症の有無などにより様々であり、とくに多様化した社会環境において、患者の継続的な受療には治療と同じくらい療養指導が重要です。
 療養指導を行うには指導医の標準化が急務であることから、従来の友の会指導医を廃止し、新規に入会される方はまず日本糖尿病協会登録医として患者療養指導にご研鑽を頂き、その後日本糖尿病協会療養指導医としてチーム医療の実践や糖尿病対策推進の役割を担っていただくことにしました。
 糖尿病患者並びに予備群の急増によるその対策は国家的課題であります。糖尿病がご専門でなくても、多くの患者を診ておられる医師や関心をお持ちの医師の方におかれましては、是非本制度にご理解の上参加下さり、糖尿病対策推進にご協力下さいますようお願い申し上げます。

 

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